2006年9月18日 (月)

夫婦の決心。

2週間くらい前、短大時代から付き合ってる悪友と飲みに行った。

そのとき、「遊びに行ったときに撮ったパンズの写真だよ」と携帯で撮った写真を見せてくれた。

忘れていた。彼女がウチに遊びに来たとき、「かわいい、かわいい」とパンズを追い掛けPhoto_16 回して、写真を撮っていたんだ。見たらとてもかわいい! 自分の知らなかったパンズの写真を、今になって見るなんて。またしても泣く。

※右は撮ってもらっていた写真の中の1枚。

もうひとつ別の話。

1週間前くらいに用事があって大家さんがやって来た。パンズが亡くなったことを少し前に話していて知っていたから、今回もパンズの話題になり、「残念だったわねぇ」なんて言ってくれた。

「お宅の向かいの●●さんにも、黒パグちゃん亡くなったのよって話したの。そうしたらすごくビックリしていたわ。散歩中に会ったり、ベランダから、ウチに来たりしていたんですよって言っていたわよ」と。

ウチのマンションの部屋のお向かいのご夫婦は、偶然にもフォーンのパグと黒パグを飼っている。最近、会っていなかったので、パンズの話しをする機会を逃していた。

パンズがベランダからお隣に進入したことがバレていた!?

実は…。

洗濯物を干そうと窓を開けたら、パンズがピューンとベランダに出て行って、まっすぐ非常用の壁の下を抜けてお隣に進入。3回くらいあったのだが、いずれも大慌てで「ささみっ!」と叫んですぐに呼び寄せたので、気付かれていないと思っていた。(その後で簡易柵を置いて行かれないようにした)。長くても30秒くらいの時間だと思う。

「アイツ、お隣でなにをしていたのだろう…」と、今になって、私たちの知らないところに単身で行ったパンズのことを思った。

今も毎日、パンズはこうだったよね、こんなことしてたよね…と食事中にmasaと話している。食後の時間は持て余してしまい、ふたりバラバラの部屋でそれぞれがパソコンに向かっている。別に仕事があるわけでもない。パンズがいたときと違う。私はがらんとした部屋で、まだ時々胸が締め付けられる。

ずっと前から一緒に住みたかった黒パグ。どこか白いポイントがほしいと探していて、出会うことができたパンズは私たちの理想どおり。名前は悩みに悩んでmasaが付けた。

パンズみたいなパグとはもう会えないと今も思っている。

でも、今日、黒パグをうちに迎えることを決めた。その子は来月我が家に来る。

パンズが亡くなってわずか5ヶ月。薄情といわれるかもしれない。パンズも怒るかもしれない。

でも今の状況に耐えられない。私も、masaも。パンズの分も、幸せに育てたいと思える存在がほしいのだ。

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2006年8月29日 (火)

パンズと仲良し、クリーニング屋さん。

ウチの近所のクリーニング屋さんとパンズの思い出。

歩いてわずか3分くらいのクリーニング屋さん。パンズと散歩がてらワイシャツなどを出すために寄っていた。クリーニング屋さんは初めてパンズを見たとき、「かわいい子! 中に入りなさい!」とパンズのことをお店に入れてくれた。それから行く度に中に入れてくれて、カウンターに飛びかかるパンズの頭をなでなで「本当にかわいいわねぇ。スタイルもよくて…」。人見知りで愛想のないパンズの、数少ない仲良しさんだった。

パンズが亡くなって、「いつかクリーニング屋さんにパンズのこと聞かれるね…言わなくちゃいけないね」とmasaと話していた。それからmasaがひとりでクリーニング屋さんに行って何度目かに、とうとう「パグちゃんは?」と聞かれ、masaが事情を話した。クリーニング屋さんもかなりがっかりしていたみたいだ。

それからしばらくして、パンズが亡くなって3ヶ月の先月のこと、久し振りに私がクリーニング屋さんに行った。もしパンズのことを言われても「もうだいぶ気持ちも落ち着いてきたんですよ」と言おうと心に決めて…。

やはり「パグちゃん、残念だったわね」とクリーニング屋さんに言われ…。「もう…」と言ったところで涙があふれ、その先の言葉が出ない。思いがけず号泣していた。パンズが飛び掛って喜んでいたカウンターに、今もパンズがいるようで…。

慌てたクリーニング屋さん「ごめんなさい!! 言おうかどうしようかって思ったんだけれど…。あー。ごめんなさい。本当に…」と動揺。私は「すみません、すみません」と泣きながら逃げるように帰った。申し訳ないことをした。

それ以来、行きづらくなっていたが、早めに行かないと行けなくなると思い、ようやく昨日クリーニング屋さんに挑むことにした。「この間はすみません。もうだいぶ気持ちも落ち着いたんですよ」と言おうと心に決めて…。

すぐに「この間はすみません」と言えたけれど、クリーニング屋さん「いいえ~。なんかねぇ、おやつ食べちゃって…。夕飯まで待てばいいのに、この時間になるとお腹すいちゃうのよね。おやつなんか買わなきゃいいのに、買っちゃうからついついねぇ…。」とモグモグ口を動かして、話をそらせてくれた。

最後に「いっぱいにしとくね!」って、スタンプカードにスタンプをバンバン押して、サービスで一冊全部埋めてくれた。慰めてくれてるんだ、クリーニング屋さん。帰り道、なんだかおかしくてずっと笑ってた。

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2006年7月24日 (月)

携帯電話変えた。

すごくフツーの出来事なんだけれど、今日携帯電話を変えた。

最近、音楽を全然聴いてないから、これを機会にもう少し音楽に親しもうと思いauの「ウォークマン携帯」。

前の携帯は、私の病気(詳しくはプロフィールに)がわかった直後に買った。入院中に面白いことがあったとき、カンタンに写真が撮れるようにって(その前の携帯にはカメラ機能がなかったから)。デザインも気に入ったし…。それか1_2らなんと31ヶ月も使ってた。

思えばパンズがうちに来たときもこの携帯だった。待受け見る時笑いたくて(ホッとしたくて)パンズの写真をかなり撮ったし、プリントもした。

気を付けていたのに、誤ってパンズの手の届く場所に置いてしまったとき、パンズはやっぱりすかさず取ってガリガリ噛んだ。2_3

私が楽しそうに長電話をするのを見て、パンズは携帯が自分のライバルだと思ったのかなぁ。

パンズが噛んだせいで「*」のキーが壊れていて、うまく押せなかった…その跡が、今はとても愛しい。

一日外出すると電池が持たなくなってしまった、こんな携帯だけど、思い出が詰まってて、別れるのはちょっと寂しかった。

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2006年5月16日 (火)

泣き方の違い。

一昨日、日曜日は、パンズが入院した動物病院のドクターに、最後のあいさつに行く。「脳髄液検査の結果、ジステンパーはやはり陰性でした。あんまり進行が早く、本当に残念でした」と…。きっとパンズが病気と闘ってくれるから、長いお付き合いになると思っていたドクター。もうお会いすることはないかもしれない。

先週の金曜日に会った友人が「パンズにお花…」と色とりどりのかわいい花束をくださったので、ここのところパンズの遺骨の周りはとても華やか。パンズらしくなってる。

ところで、ウチのトイレには携帯で撮ったパンズの写真に、イラストとか文字とか書き加えてコラージュ(そんなカッコイイもんじゃないけれと゛)にして飾っている。もう1年以上前からだ。最近、トイレに入るとこれをじっくり見るので長くなりがち。Toilet

私は相変わらずパンズがあんなことした、こんなことした、こんなだったと思い出話を口にして、豪快に声を出して泣く。

でもmasaは違う。

昨日、トイレから出たmasaの顔を見たら、目が真っ赤だった。のぞき込んだらプイッとそっぽを向いた。最近、そう。彼は、頭の中でパンズとの思い出を勝手に振り返って、知らないうちに目を赤くして泣いているのだ。私が気付くと怒ったように横を向く。

それが、なんだかとてもいいなぁ…と思う。

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2006年5月 4日 (木)

パグ脳炎でもあきらめないで。

今日は、パンズが我が家に来て丸2年目の日。Photo

パンズを家に連れて帰るとき、ペットショップの人に「慣れるまで遊んではいけません。目を合わせてもいけません。疲れて病気になる子もいるので…」と言われた。サークルの中で鳴いているパンズを見ないDscf0118_1ようにするのは、どれだけ大変だったか…。わずか2キロしかなく、ちっちゃい暴れん坊だった。※写真はその当時。

今日もパンズはこの部屋で爆走している…ような気がしてならない。

ところでパグが「パグ脳炎」を発症してしまった場合、いまのところ完治はないらしい。前にも書いたとおり平均的には半年ぐらいしか生きられないらしいが、文献では14ヶ月生きられたパグもいたそうだ。パンズがMRIを撮り入院させてもらった病院では、発症後、2年間生きることができたパグがいたと言う。飼い主さんも相当大変だっただろう。精神的な部分だけでなく、犬のMRIや治療薬はとても高価なので、経済的な負担も大きかったと思う。

パンズの場合、MRI検査の結果ではそんなに進行していない状況だったので、ドクターも「前向きに治療していきましょう」と言っていたし、わたしたちも「がんばって生きてもらって、記録を更新させよう」と思っていた。

だから、強い発作を起こしたときのパンズを看ていくのは辛いけれど、masaと協力し、仕事も調整して、パンズに残された時間、苦しまず生きていけるよう看ていこうと決めていた。でもパンズは、看護もさせてくれずに亡くなってしまった。

実際に「パグ脳炎」や「パグ脳炎 MRI」というキーワード検索で、わたしのブログを見に来てくれている人もいる。飼っているパグが、パグ脳炎になってしまい、治したい一心でわたしのブログを読んだ人は、不安でいっぱいになったかもしれない。

でもどうかあきらめないでほしい。

パグ脳炎は自己免疫性疾患といわれていて、免疫抑制剤の治療が有効とされて、研究が進んでいる。早い発見、早い時期からの適切な治療で、長く生きられるパグもいるのだから。闘病生活を共にするのはとても大変だと思うけれど、どうかわたしたちの分までがんばってください。パンズもそれを願っていると思う。

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2006年4月30日 (日)

朝寝坊。

Dsc04035 昨夜19時、パンズをペット専用の火葬車で骨にしてもらった。火葬車は、パンズが散歩に出発するときに、めいっぱい足を上げておしっこする場所に停まった。masaが「きっとパンズは、今日もおしっこしてから入ったよ」と言った。好きだったオモチャやぬいぐるみ、口元にはゆでたササミとフード、それからいろいろな花と一緒にパンズは骨になった。

頭からしっぽまで、骨をパンズの形に並べてくれた火葬屋さん。やっぱりしっかりした骨だった。内臓だって四肢だって、きっととても健康だったはず。具合悪かったのは、小さな頭だけだった。

まん丸の頭を見てmasaは「骨もかわいいな…」とつくづく言った。

パンズの胸の白い毛とその周りの黒い毛と、それから焼かれた後の歯を別にして、骨壷に納めた。パンズの体がなくなって、リビングはますますガランとした。思い出話をしながら、ゆっくりお酒を飲んで食事をした。時々ふたりで涙ぐんだ。Dsc04048

今朝、7時に目が覚めたけれど、また寝てしまったようで気付くと10時前だった。masaも時計を見て「わっ。もうこんな時間」と驚いていた。

パンズがいた時、masaが休みの日であってもこんな時間まで寝ていることはなかった。7時前後にパンズが「ゴハンクレヨ」って起こすから。だめだね、私たち。パンズがいないと、これからどんどんだらしなくなっちゃうかもしれない…。気をつけないと…。

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2006年4月28日 (金)

ROCKな一生だったね。パンズ。

朝9:00前、病院から電話。

「パンズちゃん、今朝硬直していて、亡くなられました…。夜中にまた大きな発作があったかもしれません」

masaが仕事にでかけた直後だった。すぐに携帯に電話、留守電に入れる。masaは留守電を聞いたとき、駅前を歩いていて、その場でしゃがみこんで泣いてしまったそうだ。

享年2歳と57日。異変が現れてから11日間。

ハンズはよくがんばった。本当に苦しかったのは、先週の金曜日に起こったはじめての発作から6日間だけだったと思う。亡くなるまでがあんまり早過ぎて、とても信じられないけれど、パンズは長く苦しまなかったのだから、よかったのかもしれない。

発病からの対応は早かったと思うけれど、あんまり発作が強すぎて、パンズが耐えられなかったのだろう。かわいそうに…。

私たちはパグ脳炎の研究のため、パンズがもしも亡くなったら献体に提供しようと話し合っていた。ドクターに「パンズはパグ脳炎の治療のために、お役に立てませんか?」と聞くと、「明日からゴールデンウィークで大学が休みなので、死後経過が長くなると難しいんです。お気持ちはとてもありがたいです」とのこと。確かにそうだろう。残念だった、パンズ。でもこれからパグ脳炎が完治する病気になるよう、期待して見守ろうね。

やっとウチに帰ってきたパンズは、しっかり口を閉じて顔もキリリとしてる。目をほんの少し開けていて、黒目がちでとてもかわいい。亡くなっているとは思えず、「ササミ!リンゴ!バナナ!ゴハン!」と大声で言ってみるけれど、反応がない。わかったよ。ゆっくり寝な。

でも…。

パンズの闘病中、私は胸騒ぎで落ち着かず、神経痛は出るしお腹も調子悪くなった。でも実は今、少し安定している。パンズはもう苦しくも痛くもないから…。

面白かったよな。仕事の書類、パンズがイタズラして取って、私が怒って追いかけると、尻尾プリプリ大喜びで走り回った。

パンズとのボール遊び。私がキックするボールが廊下に抜けていかないよう、パンズは体を張って取った。私が蹴ろうとする時の、パンズの構えと真剣な顔がかっこよかった。ボールがパンズを抜けてしまうと、猛ダッシュで取りに行った。コイツ、人間だったらJリーグでゴールキーパーやってると思ったな。

朝は「早くゴハンくれよ」って寝ている私のことを爪でカリカリして起こすから、「ふざけんなっ」って覆いかぶさって押さえつけて、気付いたらふたりクークー2度寝してたり…。こんなの日常のちょっとしたことで、とにかく毎日、面白いことがいっぱいあった。

すごいスピードで駆け抜けたパンズの2年間は、かっこよかった。ROCKだった。

脳の病気になっちゃったけれど、パンズは頭よかった。

テラスに鳩が来て「ハト!」って言うと、窓をバンバンたたいて威勢良く吠えて追っ払ってくれたし、最近はゴハンの後、必ず口にくわえて食器をキッチンまで運んで、片付けることも覚えたね。「散歩っ」って言うと「む~っ」ってかわいい声を出して、片方の前足を上げた。パンズならではの喜びの表現だった。Dsc04017

明日の夜、火葬されてしまうパンズ。

私とmasaは、サイコーの友達を亡くしてしまったよ。

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2006年4月27日 (木)

今日も面会に行く。

今日はmasaが仕事の調整をして、一緒に面会に行く。病院までは電車で3回乗り換えて約1時間。

パンズは昨日2回、今朝も発作があり、発作を抑える薬のせいでケージで寝ているという。ケージまで行ってみると、まったく動かず寝ている。体を触ってもほとんど反応がない。朝の発作後からずっとこの状態で、朝ごはんも食べていないそうだ。しっかり起きているときに食べないと、窒息してしまう可能性があるからだろう。そのためステロイドの点滴は入れられるけれど、免疫抑制剤は使えないでいるという。

パンズの胸の白いフワフワの毛のところに、顔をピッタリ近づけると、パンズは薬品の匂いがする。今はパンズの匂いじゃない。“どうしてこんなところで、ぐったり寝ているの?  起きてゴハン食べよう“って言いたい。買ってきたバナナも持って帰らなきゃいけないじゃないの。

でも起きるとビクビクの痙攣が始まるのだそうだ。

「状態はよくないですね」というと、ドクターもうなづく。帰り間際、masaが「パンズ、帰るね」とキスをしたら、少し目が開いた。悔しくて泣きながら帰る。

夜、病院にまた電話をして状態を教えてもらった。私たちの面会後は目立つ発作なく、少し起きた。ドライフードでは無理なので缶詰の柔らかいフードをあげると、匂いに反応して少し食べて、水も飲めたのだそうだ。でも今はまた寝ているとのこと。

ウチがいいんじゃないの? あさって、一緒に帰ろうね。パンズ。8

写真は元気なときのパンズ。つくばサーキット内で走ってます。

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2006年4月26日 (水)

面会に行く。

昨日の午後、パンズが入院している病院は手術があったので面会ができず、やはり落ちつかなくて居ても立ってもいられなくなり、夜に様子を聞くため電話をした。「食事も摂れて発作もなく、落ち着いています」との応え。少しホッとした。

その後で、はじめにパンズを診てくれて、心配で大学病院の教授に相談し、ウチに電話までくださったドクターに手紙を書いた。「先生にはとても感謝しているけれど、状態が一気に悪くなり、いつ予約が取れるかわからない検査を、私たちが待てなかった。ほぼパグ脳炎であろうと診断を受け、早速治療を開始した。親身になってくださって感謝している。パグ脳炎がいつか治る病気になるよう、どうぞよろしくおねがいします」という内容で。

私たちはパンズだけじゃなくパグが大好きだから、パグ脳炎が早く完治する病気になるよう、私たちにできることがあれば、していきたいと考え始めた。

今日、母と一緒にパンズに会いに行った。一昨日のパンズとはまったく違う。薬の影響なのか、元気がなく、ぐったりとしている。しかも右前足と右後足の定期的なビクビクが止まらない。そのことをドクターに聞いてみると、発作はないけれどこの状態でいることは多く、時々止まるという感じなのだそうだ。ウチにいたときは、朝晩少しの時間だけだったから、やはり病気は進行しているということなのだろう。早く薬が効いてほしい。母は「会うのが辛い」と涙ぐんだ。

今週は本当に長い。パンズが退院する土曜は、いつまで経っても来ない気がする。

仕事でミスをして、私のコピーを受け取ったデザイナーさんに指摘されてしまった。これではいけない。しっかりしなくては…。

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2006年4月25日 (火)

土曜まで入院。

パンズが我が家にいない日、今日で3日め。

今まであまり感じてなかったけれど、ウチはかなりパンズ臭いんだな。からっぽのサークルと、まっさらのおしっこシートが寂しい。パンズが走り回れるようにと引っ越した広い部屋は、私たちふたりでは持て余すし、時間の経過がとても遅く感じる。

◆昨晩ドクターから聞いたパンズの病状と治療法

MRIの結果、脳室が非対称で、左前頭葉に炎症があり、浮腫を起こしているとのこと。小脳・脊髄の異常は見受けられない。パグ脳炎は脳の細胞を自分で攻撃し、死滅させてしまう病気だが、パンズの場合、まだ死滅までは至っていない。今後、死滅していく可能性はあると思われる。犬種がパグなので、ほぼパグ脳炎と診断し、まだ軽症と思われる今から、パグ脳炎の治療を開始したほうがいい。また脳髄液も採っているので、ジステンパーの検査、可能ならば自己抗体の検査も引き続き行う。

①ステロイドパルス療法…ステロイド剤の量を段階で変えていく方法。はじめはいちばん多く3日間、減らして3日間、注射で投与。その後、さらに減らした量を経口薬で投与。注射投与の期間は入院が必要とのことで、パンズは29日土曜日まで入院。ステロイド剤の副作用は特に肝臓疾患。

②免疫抑制剤…パグ脳炎は原因がまだ明らかになっていない病気だが、自己免疫性疾患といわれていて、免疫抑制剤の治療が有効。ただし費用は4万円/月。ドクターからステロイド剤だけの投与でも良くなっていく可能性があるので選択してほしいといわれたが、免疫抑制剤の投与も希望する。パンズに使用されるのはシクロスポリンという薬。副作用は少ない。ただし効果がでるまでに日数がかかる。

Dsc04001_1 1ヵ月後に再度MRIを撮り、脳の状態を確認する。

パンズと面会した。足の、点滴のヘパロックが痛々しい。首の後ろは脳髄液を採るため、 バリカンで刈られたのだろう。ずっと落ち着かず、強い力で暴れるので、私は抱くことができずmasaに代わる。それでも大暴れで、masaは口の下を引っかかれて血がにじんだ。麻酔の後のため、興奮状態で制御できない力が働いているのだそうだ。パンズは朝晩食止め。これがきっと、食いしん坊の彼にとって、いちばんキツかったんじゃないかと思う。

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