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2006年4月13日 (木)

姪っ子に会ってオババカ。

私が闘病真っ只中に、妹は身ごもっていてた。

それでも妹は大きいお腹を抱えて、2時間近くかけて千代田区の私の病室へ会いに来てくれていた。それは私だけでなく、同じ病室のkankoさんやsumiさんも大歓迎だった。

辛い治療の最中での、新しい生命誕生の話題はうれしいばかりでなく、初めての子がお腹の中にいる妹に、子供を産んだ先輩としていろいろ話がしたかったのだろう。

私は辛党の酒飲みだけれど、妹は酒が飲めず甘いもの大好き。

「おねえちゃんは招けないのよ」って、病室の片隅で繰り広げられた、お菓子いっぱいのお茶会の席に妹を同伴させてくれたり、お取り寄せの本に出てきちゃいそうなお菓子を持たせてくれたりした。私はそんな時、病室がとても居心地よかった。うれしくて、笑って見ていた。

あのあまりにのどかな光景を、今思い出すと、どうしようも涙が止まらない。

そう。あの時、お腹にいた子も、もうすぐ2才。思いがけず、昨日我が家に遊びにやってきた。半年振りくらいに会う。いや、しゃべる、しゃべる。まだ何を言っているんだかわからないけれど、相手を説得しようとする話しっぷりは、人の上に立つ才があるのかもしれない。一緒に散歩に行って、同じ道を引き返すと戻るのはイヤと泣き叫ぶのは、前向きな精神か?…と私も早速オババカか…。

亡くなる前の病室で、「会えてよかった」って喜んでくれた曾おばぁちゃん、それからあなたがお腹にいた時に、元気な子を産んでって、あなたのママのことを応援していたふたりのおばちゃん。今はもういないけれど、みんな、みんな、きっとあなたを見守っているよ。

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コメント

その優しいのどかな光景が浮かんで泣けてきました。
小さな生命の存在には本当に救われます。
かわいくていとおしい存在。希望そのものです!

投稿: uesakana | 2006年4月16日 (日) 23時51分

uesakanaさん、ありがとう。子育て奮闘中の妹も、アナタの言葉に励まされていると思います!

投稿: ナツ | 2006年4月18日 (火) 16時41分

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