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2006年4月30日 (日)

朝寝坊。

Dsc04035 昨夜19時、パンズをペット専用の火葬車で骨にしてもらった。火葬車は、パンズが散歩に出発するときに、めいっぱい足を上げておしっこする場所に停まった。masaが「きっとパンズは、今日もおしっこしてから入ったよ」と言った。好きだったオモチャやぬいぐるみ、口元にはゆでたササミとフード、それからいろいろな花と一緒にパンズは骨になった。

頭からしっぽまで、骨をパンズの形に並べてくれた火葬屋さん。やっぱりしっかりした骨だった。内臓だって四肢だって、きっととても健康だったはず。具合悪かったのは、小さな頭だけだった。

まん丸の頭を見てmasaは「骨もかわいいな…」とつくづく言った。

パンズの胸の白い毛とその周りの黒い毛と、それから焼かれた後の歯を別にして、骨壷に納めた。パンズの体がなくなって、リビングはますますガランとした。思い出話をしながら、ゆっくりお酒を飲んで食事をした。時々ふたりで涙ぐんだ。Dsc04048

今朝、7時に目が覚めたけれど、また寝てしまったようで気付くと10時前だった。masaも時計を見て「わっ。もうこんな時間」と驚いていた。

パンズがいた時、masaが休みの日であってもこんな時間まで寝ていることはなかった。7時前後にパンズが「ゴハンクレヨ」って起こすから。だめだね、私たち。パンズがいないと、これからどんどんだらしなくなっちゃうかもしれない…。気をつけないと…。

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2006年4月28日 (金)

ROCKな一生だったね。パンズ。

朝9:00前、病院から電話。

「パンズちゃん、今朝硬直していて、亡くなられました…。夜中にまた大きな発作があったかもしれません」

masaが仕事にでかけた直後だった。すぐに携帯に電話、留守電に入れる。masaは留守電を聞いたとき、駅前を歩いていて、その場でしゃがみこんで泣いてしまったそうだ。

享年2歳と57日。異変が現れてから11日間。

ハンズはよくがんばった。本当に苦しかったのは、先週の金曜日に起こったはじめての発作から6日間だけだったと思う。亡くなるまでがあんまり早過ぎて、とても信じられないけれど、パンズは長く苦しまなかったのだから、よかったのかもしれない。

発病からの対応は早かったと思うけれど、あんまり発作が強すぎて、パンズが耐えられなかったのだろう。かわいそうに…。

私たちはパグ脳炎の研究のため、パンズがもしも亡くなったら献体に提供しようと話し合っていた。ドクターに「パンズはパグ脳炎の治療のために、お役に立てませんか?」と聞くと、「明日からゴールデンウィークで大学が休みなので、死後経過が長くなると難しいんです。お気持ちはとてもありがたいです」とのこと。確かにそうだろう。残念だった、パンズ。でもこれからパグ脳炎が完治する病気になるよう、期待して見守ろうね。

やっとウチに帰ってきたパンズは、しっかり口を閉じて顔もキリリとしてる。目をほんの少し開けていて、黒目がちでとてもかわいい。亡くなっているとは思えず、「ササミ!リンゴ!バナナ!ゴハン!」と大声で言ってみるけれど、反応がない。わかったよ。ゆっくり寝な。

でも…。

パンズの闘病中、私は胸騒ぎで落ち着かず、神経痛は出るしお腹も調子悪くなった。でも実は今、少し安定している。パンズはもう苦しくも痛くもないから…。

面白かったよな。仕事の書類、パンズがイタズラして取って、私が怒って追いかけると、尻尾プリプリ大喜びで走り回った。

パンズとのボール遊び。私がキックするボールが廊下に抜けていかないよう、パンズは体を張って取った。私が蹴ろうとする時の、パンズの構えと真剣な顔がかっこよかった。ボールがパンズを抜けてしまうと、猛ダッシュで取りに行った。コイツ、人間だったらJリーグでゴールキーパーやってると思ったな。

朝は「早くゴハンくれよ」って寝ている私のことを爪でカリカリして起こすから、「ふざけんなっ」って覆いかぶさって押さえつけて、気付いたらふたりクークー2度寝してたり…。こんなの日常のちょっとしたことで、とにかく毎日、面白いことがいっぱいあった。

すごいスピードで駆け抜けたパンズの2年間は、かっこよかった。ROCKだった。

脳の病気になっちゃったけれど、パンズは頭よかった。

テラスに鳩が来て「ハト!」って言うと、窓をバンバンたたいて威勢良く吠えて追っ払ってくれたし、最近はゴハンの後、必ず口にくわえて食器をキッチンまで運んで、片付けることも覚えたね。「散歩っ」って言うと「む~っ」ってかわいい声を出して、片方の前足を上げた。パンズならではの喜びの表現だった。Dsc04017

明日の夜、火葬されてしまうパンズ。

私とmasaは、サイコーの友達を亡くしてしまったよ。

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2006年4月27日 (木)

今日も面会に行く。

今日はmasaが仕事の調整をして、一緒に面会に行く。病院までは電車で3回乗り換えて約1時間。

パンズは昨日2回、今朝も発作があり、発作を抑える薬のせいでケージで寝ているという。ケージまで行ってみると、まったく動かず寝ている。体を触ってもほとんど反応がない。朝の発作後からずっとこの状態で、朝ごはんも食べていないそうだ。しっかり起きているときに食べないと、窒息してしまう可能性があるからだろう。そのためステロイドの点滴は入れられるけれど、免疫抑制剤は使えないでいるという。

パンズの胸の白いフワフワの毛のところに、顔をピッタリ近づけると、パンズは薬品の匂いがする。今はパンズの匂いじゃない。“どうしてこんなところで、ぐったり寝ているの?  起きてゴハン食べよう“って言いたい。買ってきたバナナも持って帰らなきゃいけないじゃないの。

でも起きるとビクビクの痙攣が始まるのだそうだ。

「状態はよくないですね」というと、ドクターもうなづく。帰り間際、masaが「パンズ、帰るね」とキスをしたら、少し目が開いた。悔しくて泣きながら帰る。

夜、病院にまた電話をして状態を教えてもらった。私たちの面会後は目立つ発作なく、少し起きた。ドライフードでは無理なので缶詰の柔らかいフードをあげると、匂いに反応して少し食べて、水も飲めたのだそうだ。でも今はまた寝ているとのこと。

ウチがいいんじゃないの? あさって、一緒に帰ろうね。パンズ。8

写真は元気なときのパンズ。つくばサーキット内で走ってます。

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2006年4月26日 (水)

面会に行く。

昨日の午後、パンズが入院している病院は手術があったので面会ができず、やはり落ちつかなくて居ても立ってもいられなくなり、夜に様子を聞くため電話をした。「食事も摂れて発作もなく、落ち着いています」との応え。少しホッとした。

その後で、はじめにパンズを診てくれて、心配で大学病院の教授に相談し、ウチに電話までくださったドクターに手紙を書いた。「先生にはとても感謝しているけれど、状態が一気に悪くなり、いつ予約が取れるかわからない検査を、私たちが待てなかった。ほぼパグ脳炎であろうと診断を受け、早速治療を開始した。親身になってくださって感謝している。パグ脳炎がいつか治る病気になるよう、どうぞよろしくおねがいします」という内容で。

私たちはパンズだけじゃなくパグが大好きだから、パグ脳炎が早く完治する病気になるよう、私たちにできることがあれば、していきたいと考え始めた。

今日、母と一緒にパンズに会いに行った。一昨日のパンズとはまったく違う。薬の影響なのか、元気がなく、ぐったりとしている。しかも右前足と右後足の定期的なビクビクが止まらない。そのことをドクターに聞いてみると、発作はないけれどこの状態でいることは多く、時々止まるという感じなのだそうだ。ウチにいたときは、朝晩少しの時間だけだったから、やはり病気は進行しているということなのだろう。早く薬が効いてほしい。母は「会うのが辛い」と涙ぐんだ。

今週は本当に長い。パンズが退院する土曜は、いつまで経っても来ない気がする。

仕事でミスをして、私のコピーを受け取ったデザイナーさんに指摘されてしまった。これではいけない。しっかりしなくては…。

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2006年4月25日 (火)

土曜まで入院。

パンズが我が家にいない日、今日で3日め。

今まであまり感じてなかったけれど、ウチはかなりパンズ臭いんだな。からっぽのサークルと、まっさらのおしっこシートが寂しい。パンズが走り回れるようにと引っ越した広い部屋は、私たちふたりでは持て余すし、時間の経過がとても遅く感じる。

◆昨晩ドクターから聞いたパンズの病状と治療法

MRIの結果、脳室が非対称で、左前頭葉に炎症があり、浮腫を起こしているとのこと。小脳・脊髄の異常は見受けられない。パグ脳炎は脳の細胞を自分で攻撃し、死滅させてしまう病気だが、パンズの場合、まだ死滅までは至っていない。今後、死滅していく可能性はあると思われる。犬種がパグなので、ほぼパグ脳炎と診断し、まだ軽症と思われる今から、パグ脳炎の治療を開始したほうがいい。また脳髄液も採っているので、ジステンパーの検査、可能ならば自己抗体の検査も引き続き行う。

①ステロイドパルス療法…ステロイド剤の量を段階で変えていく方法。はじめはいちばん多く3日間、減らして3日間、注射で投与。その後、さらに減らした量を経口薬で投与。注射投与の期間は入院が必要とのことで、パンズは29日土曜日まで入院。ステロイド剤の副作用は特に肝臓疾患。

②免疫抑制剤…パグ脳炎は原因がまだ明らかになっていない病気だが、自己免疫性疾患といわれていて、免疫抑制剤の治療が有効。ただし費用は4万円/月。ドクターからステロイド剤だけの投与でも良くなっていく可能性があるので選択してほしいといわれたが、免疫抑制剤の投与も希望する。パンズに使用されるのはシクロスポリンという薬。副作用は少ない。ただし効果がでるまでに日数がかかる。

Dsc04001_1 1ヵ月後に再度MRIを撮り、脳の状態を確認する。

パンズと面会した。足の、点滴のヘパロックが痛々しい。首の後ろは脳髄液を採るため、 バリカンで刈られたのだろう。ずっと落ち着かず、強い力で暴れるので、私は抱くことができずmasaに代わる。それでも大暴れで、masaは口の下を引っかかれて血がにじんだ。麻酔の後のため、興奮状態で制御できない力が働いているのだそうだ。パンズは朝晩食止め。これがきっと、食いしん坊の彼にとって、いちばんキツかったんじゃないかと思う。

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2006年4月24日 (月)

MRI終了。

12:44 ドクターより電話。MRI終了。もう麻酔から覚めていることを聞く。パンズは生きている。左前頭葉に脳炎があるとのこと。パグなのでパグ脳炎の可能性は高いが、破壊されて消失しているわけではない…と。今の情報はここまで。パンズは引き続き、入院になりそうだ。今夜、masaと一緒に詳しい今日の結果と、これからの治療について聞く。パンズ、がんばったね。

パグ脳炎の平均寿命は半年。私たちは覚悟も決めていた。これからの介護生活をしっかりしなくてはいけないから。昨夜の食卓で、masaは義母が亡くなったとき以来の、大泣きの顔を私に見せ、そしてゆっくり話しはじめた。「自分は犬を飼うことを決めたとき、実は自信がなかった。言うことを聞かなかったり、汚いことを目の当たりにしたら、感情的になってしまうと思ったから。でもそんなことはなかった。いつだってパンズのことが好きだった」というような内容だった。

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パンズが元気になるまでを書きたいと思う。

実はパンズ、あまりよくない。しかも原因はまだ未解明だ。masaも私もパンズの状態を見て、インターネットでいろいろ調べるが、はっきりしない。パンズと似た症状の犬の情報が書かれたサイトもあった。でも結局、治ったのかどうかがわからない。どれも情報としては中途半端で、私たちは不安になるばかりだった。

私は今、常に動揺していて落ち着かず、ブログにパンズのことを書くのも辛い。でもパンズは、とてもワンパクで生命力いっぱいなパグだから、きっと治ってくれる。だから、パンズと同じ症状が出て、不安に思っている人にもこのブログを読んでもらえるよう、これからしばらくは、パンズの経過を書いていきたいと思う。

パンズは2004年3月2日生まれ。もうすぐ2歳2ヶ月。2004年5月3日に我が家に来た。黒パ2004822_3 グで体重は現在7.8㎏。中肉中背。夫婦とも黒パグを飼いたかったが、真っ黒ではなく、どこかに白いポイントがほしかった。パンズには胸に左右非対称の真っ白な柄がある。

masaは中国語の名前を付けたかった。決まったのが「胖子 パンズ」。太っちょとかデブという中国人の愛称。ぷっくりおでぶで、かわいい子に育つようにと。でも私の体重管理が厳しく、パンズはおでぶにはならなかったけれど…。とても元気だった。食べ物の言葉はよく覚える。パンズの特徴はこれからいろいろ書きたいと思う。

◆異変を感じてから今日までの様子

4月17日(月) 15:00 放したままで外出しジムでトレーニング後の帰宅。私のことを玄関に迎えに出ようとしたパンズ、足がもつれて2回転ぶ。 17:30 郵便局から宅急便。パンズ、寝ていたベッド(人間用)から降りられずキュンキュン泣く。 18:10masa帰宅。パンズやはりベッドから降りられず迎えに行けない。19:00 近所の動物病院へ。レントゲン検査異常なし。痛み止め、ビタミン剤を処方してもらう。

18日(火) 午前中元気なく、ずっとケージで休む。おやつを食べに外に出て、足がもつれて転ぶ。ほとんど歩けない。 12:00 抱きかかえてタクシーで昨日と同様の動物病院へ。採血。足の神経をチェック。右前足、右後ろ足、右目に麻痺を確認。ドクターからは「小脳梗塞」「首の痛み」「パグ脳炎」の疑いを告げられ、ステロイド、抗生剤を追加処方。痛み止めは中止する。

19日(水)午前中は元気なく、ケージでずっと寝ている。午後は少し元気に。昼過ぎ、昨日診てくれたドクターから電話。「小脳ではなく大脳の障害の疑いがある。髄膜脳炎かもしれない」と。ただ今日は目のチェックをしたら快復しているように思えたので、それを告げると「やはり首かもしれないので経過観察」と…。夕方の食事の支度のとき、「食わせろ!」という吠え声も大きい。いつも1日3回ぐらい出る便は日中出ず、23時1度のみ少し軟便。ケージから出るとテーブルの周りを左に回る。5日前くらいから、これをやっていたと思い出し、ドクターにも話す。

20日(木) 元気はないけれど、安定している様子。masaが会社を早退して、午後パンズの面倒をみてくれる。比較的平穏な日。

21日(金) 昼間はやはりずっと寝ている。夕方から落ち着きなく、何度も寝返り。そのうち狭いケージの中でも、クルクルと左回りをする。19:00右前足、後ろ前足が硬直し、0.5秒おきぐらいにビクビクと抑制できないような運動を繰り返すが1分くらいで止まる。21:00 19:00に起きた発作の後、てんかんのような発作と全身痙攣。泡を吹いて意識がない。発作はおよそ3分くらい。救急動物病院の往診を呼んで、発作後の息が荒いので酸素吸入と発作を抑える座薬を処方してもらう。帰宅後、座薬を入れて1時間くらい後、落ち着く。

22日(土) 7:00 昨日同様の右前後足の痙攣1分程度。意識あり。9:00病院。来週月曜に大学病院のMRI検査の予約をするとのこと。ただし日数がかかる場合もあると言う。ステロイドの薬が変わる。20:00 右前後足の痙攣1分程度。意識あり

23日(日)  8:20右前後足の痙攣3分ぐらいと長く、少し意識障害あり。状態がよくなく、MRI検査を一刻も早くやってほしいと思い、インターネットで調べる。パグ脳炎について学会で発表していて、MRIの設備のある病院を見つけ、電話をかける。自宅から車で約1時間の場所だ。パンズ入院。明日全身麻酔、MRI・脳髄液採取検査。パグ脳炎の可能性が高いこと、脳炎の場合、全身麻酔で亡くなるリスクがあることを告げられる。でも病気を判明させて、早くに的確な治療を受けたいと合意。

パンズの異変が見つかって、今日までわずか6日間。先週の日曜は元気に散歩をしていたのが信じられない。

◆私たちが気付いた主な症状

・足がもつれて転ぶ。

・後ろ足に力が入らず、排尿がうまくできない。

・日中はケージで寝てばかりだが、朝晩はいつもより興奮ぎみ。

・舌を出してぺろぺろなめる回数が多い。

・テーブルの周りなどを左回りする。時々テーブルの足などにぶつかる。

・落ち着きなく、ケージから出ると止まっていることがほとんどない。

・排便の回数が減る。(1日1回程度)

・右前足、右後足が硬直し、0.5秒おきぐらいにビクビクと抑制できないような運動を繰り返す。その後で全身痙攣・意識障害になることもあり。※異変から5日後

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2006年4月19日 (水)

パンズ おそらく快復中

パンズはみなさんに心配をおかけしています。

今日もやっぱり元気がなく、寝てばかり。でも昨日よりは足のもつれも少なく、目にも力があり、快復している様子。右目に手を近づけて少し動かすと、まぶたも動く。反応しているような気がする。

私はパンズが寝ている部屋で、仕事をしたり、家のことをしたり、CSのGAORAの「フィットネス ナウ」でエアロビしたり。

お昼過ぎ、昨日診てくれたドクターから電話。パンズが心配で、大学病院の神経科のドクターに、相談してくださったというのだ。昨日は小脳との説明だったが、病状から判断すると大脳の髄膜脳炎の可能性があるとのこと。その場合、早い時期にMRIを撮って診断して、治療をしなくてはならない…と。

「ただ目の反応が弱いことが、自分の勘違いだとしたら首の可能性が大きいです」と言うので、今日反応があったこと、昨日より少し足の調子がいいことを告げると、「やはり様子を見ましょう…」との返答。親身になってくれているドクター。とてもありがたい。

なんにしても「ケージレストはゼッタイ」って言われているので、ケージから出せないけれど、宅急便が来ると元気にほえるし、食欲旺盛。

ただ、気がかりなのは今日は今現在(22:30)、一回も便をしていない。痛みなのか、薬のせいなのか、明日の朝まで出なかったら病院に電話をしようと思う。

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2006年4月18日 (火)

がんばれ、パンズ。

パンズ(黒パグ 2歳)が病気になった。

昨日の夕方、私がジムから帰ってドアを開けたら、いつも出迎えてくれるはずのパンズが来ない。「パンズ~」と呼んだら、こっちに向かってきて、よろけて転んだ。再び立とうとしてまた転んだ。驚いて手に持っているものを放り出して駆け寄ったら、元気になり、おしっこをしたり、おやつをせがんだりした。「なぁんだ、寝ぼけてたのね」と思った。

その後、ベッドで寝ていた。宅急便が来て、チャイムが鳴ると、威勢良くほえながら玄関にダッシュするはずなのに、ベッドから降りない。ウロウロして「クーンクーン」と寂しい泣き声。脚が悪いのか?明らかにおかしい。

幸いmasaが早く帰ってきたので、行きつけの病院に車で行った。

レントゲンを撮ったが異常なし。神経は興奮しているのでわからないけれど、おそらく異常なしだろうとのこと。確かにパンズは興奮して、普通に歩くし、暴れていた。ただし、「パグ脳炎」の可能性がまったくないとはいえないと…。

パグ脳炎。いちばん考えたくない病気。

痛み止めと栄養剤のノイロビタンをもらって帰宅。帰宅後のパンズは元気なく、ずっとケージの中で寝ていた。ただ、食欲だけはあった。

考えてみたら、ちょっと前からケージで寝る時間が長かったり、ジャンプして着地したとき、小さく「ワンッ」とほえたり、兆候はあったかもしれない。

でも一昨日、masaと元気に散歩したらしいのだ。どうして急に…。

今朝も食欲はあった。ただフンバリがきかなくて、上手におしっこができなくなっていた。

ゴハンを食べて午前中はまた、ケージの中でずっと寝ていた。

お水を飲みに起きてきたのだが、その直後、もう後ろ足が全然立たない。歩こうとしてはフラフラと転ぶ繰り返し。しかも意味のない方向によたよた移動する。体に力が入っていない。まるで酔っ払いみたいだ。いても立ってもいられず、動物病院に電話をし、パンズを抱えてタクシーに乗り、午前中の診察終了時間間際に駆けつける。

目の検査、四肢の検査をして、右前足と後ろ足に麻痺、右目の反応もあまりよくないと言われ、可能性として考えられるのは頚椎のダメージ、小脳の障害かもしれない…と。

泣きそうになるのを堪えた。だってパンズはまだ2歳。脳に障害が出ているかもしれないなんて!

でも、例えば小脳梗塞ならほとんどの犬が自然治癒するし、頚椎の痛みで麻痺が起こっていても、痛み止めで治ってしまう犬もいるとのこと。ただ楽観はできないということも言われた。パグ脳炎も絶対ないとはいえないと…。

採血をしたらALPが高かった。痛みのせいかもしれないとのことだった。CRP(私自身もリンパ管炎の時に急上昇した炎症反応の値)は、それほど高くないとのことだった。

今度はステロイドのパセトシンと抗生剤(名前はわからず)を処方してもらう。昨日もらった痛み止めは中止し、栄養剤だけは続けて飲むようにとのこと。

帰宅したパンズは、さらにぐったりで、今もケージから出てこない。じっとしていられないパンズがこんなふうになるなんて、とても、とても考えられない!

あー。情けないことになにも手に付かない…。今日に限って、仕事が動いていないことがありがたい。

明日は私の婦人科外来。このままだと予約取り直して延期することになりそうだ…。

パンズ、なんとか乗り越えて、がんばってよ。私たち夫婦の支えなんだから。

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2006年4月13日 (木)

姪っ子に会ってオババカ。

私が闘病真っ只中に、妹は身ごもっていてた。

それでも妹は大きいお腹を抱えて、2時間近くかけて千代田区の私の病室へ会いに来てくれていた。それは私だけでなく、同じ病室のkankoさんやsumiさんも大歓迎だった。

辛い治療の最中での、新しい生命誕生の話題はうれしいばかりでなく、初めての子がお腹の中にいる妹に、子供を産んだ先輩としていろいろ話がしたかったのだろう。

私は辛党の酒飲みだけれど、妹は酒が飲めず甘いもの大好き。

「おねえちゃんは招けないのよ」って、病室の片隅で繰り広げられた、お菓子いっぱいのお茶会の席に妹を同伴させてくれたり、お取り寄せの本に出てきちゃいそうなお菓子を持たせてくれたりした。私はそんな時、病室がとても居心地よかった。うれしくて、笑って見ていた。

あのあまりにのどかな光景を、今思い出すと、どうしようも涙が止まらない。

そう。あの時、お腹にいた子も、もうすぐ2才。思いがけず、昨日我が家に遊びにやってきた。半年振りくらいに会う。いや、しゃべる、しゃべる。まだ何を言っているんだかわからないけれど、相手を説得しようとする話しっぷりは、人の上に立つ才があるのかもしれない。一緒に散歩に行って、同じ道を引き返すと戻るのはイヤと泣き叫ぶのは、前向きな精神か?…と私も早速オババカか…。

亡くなる前の病室で、「会えてよかった」って喜んでくれた曾おばぁちゃん、それからあなたがお腹にいた時に、元気な子を産んでって、あなたのママのことを応援していたふたりのおばちゃん。今はもういないけれど、みんな、みんな、きっとあなたを見守っているよ。

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2006年4月 8日 (土)

今夜のNHK教育テレビで。

20時から「働き盛りのがん」というテーマの番組をやっていた。

女優の洞口依子も出演して、発言していた。彼女も子宮ガンだった。時期も私とほぼ同じだった。

最後のほうで「お願いしたい、ぜひやってほしいこと」について、出演者の意見を聞いていったのだが、彼女は「リンパ浮腫外来の設置」と「女性特有の癌のケア」とボードに書いていた。その中で、番組で取り上げられたのは、「女性特有の癌のケア」について。

産科と婦人科の病棟が一緒だと、「いつ生まれるの?」と話しかけられたりして、複雑な気持ちになると言っていた。

私もよく言われたな。だんだん気にならないようになって、新生児室に赤ちゃんを見にいけるのが楽しみだから、まぁ、いいかと開き直った。でも子宮も卵巣も摘出して赤ちゃんをあきらめた人の病室の隣で、産まれたばかりの元気な赤ん坊が泣いているのを聞くのは辛いに決まっている。

リンパ浮腫のことは、残念ながら一言も取り上げられなかった。知らない人が多く、辛い後遺症。せめてどんな病気なのかだけでも話す時間をとってほしかった。そう感じた人は多かったはず。本当に残念だ。

でも発信しなくては。たくさんの人が問題提起して、変えていかなくてはいけない。その意味で洞口依子はよかった。

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2006年4月 1日 (土)

小麦粉のおいしさ。

昨日の夕方はmasaと待ち合わせて、我が家がいつもイタリアワインを購入している輸入業者主催の「ワインを飲めるだけ飲む会(※注 正式名称ではない)」に行った。おいしいワインを味わって、36本のワインを注文。

きっとその後も「おいしいイタリアンで引き続きワイン!」ってことになることを見越して、練馬区早宮の住宅街にあるピッツェリア「タッポスト」を昨日のうちから予約していた。インターネットで知って、はじめて行くお店。

店主はナポリで修行してきた方だそうで、薪窯で焼くピッツァが人気なのだそうだ。でも私たちは薄手のパリパリピッツァをつまみ程度に食べるのが好きで、ナポリ風のモチモチは今まで敬遠していたけれど…。

いや、よかった。何より歯ざわりが気持ちいい。バジルとモッツァレッラ、アンチョビ入りのロマーナというピッツァをいただいたのだけれど、トマトソースも香りがよくて大判だけれど夢中で食べてしまった。

このピッツァの生地はおいしい餃子の皮や、うどんに似ている。

モチッ、プリッとしていて、噛みしめると味わいがある。つくづく小麦粉の偉大さを感じる。帰りのタクシーの中で「近々、餃子をまた作ろう」って会話になってしまった。

ワインのコストパフォーマンスもよかったし、前菜の野菜(特にミニトマト)も味わい深く、最後にいただいたシーフードとミニトマトのパスタも爽やかなおいしさだった。

Panzsakura2 翌日、土曜はちょっと二日酔い。午後に2人と1匹で石神井川へ花見。

昨夜、masaはベロベロで「オレはもう酒は二度と飲まない。特にワインは、もうゼッタイ飲まない」と大声で言っていたが、舌の根、まだベチョベチョのうちにスーパードライ350ccを空けた。もちろん私も空けた。桜を見たための条件反射なのか…。

うん。美しかった。今年の桜はふたり分見た。sumiさんの分も。

パンズはたくさん散歩できて、ゴキゲンだった。

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