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2006年3月10日 (金)

リンパ浮腫の治療室、もっと気を使え。

私はプロフィールにも書いてあるとおり、子宮癌の手術でリンパ節かくせい(郭清)をした後遺症で、リンパ浮腫を患っている。去年の夏、リンパ管炎になったときは右脚が腫れたけれど、いまは左脚がひどい。膝小僧から下が特に腫れていて、くるぶしがあまりなく、右足の甲の骨のゴツゴツ感も、血管が浮き出ている感じも、左脚にはなくなっている。

何もしないとどんどん腫れる。痛みは少ないけれど、脚が膨らんでいく不安が日々つきまとう。乳癌・子宮癌・前立腺癌で、この後遺症が出た人はみんな悩んでいると思う。

でも死ぬかもしれない病気になって、死に至るわけではない後遺症が起きてしまっても、ぐっと我慢している。ほとんどの人がそうだと思う。私もそのひとり。

なるべく毎晩マッサージをするようにしている。そのマッサージも普通のものではない。皮膚を動かすように、優しくなでるマッサージ。しっかりやると30分はかかる。お酒を飲みすぎた日は面倒くさくなるし、気持ちが落ち込んでいる日はマッサージをしようとして脚を見ただけでめげる。

頼みはリンパ浮腫の治療室。そうはいっても全国にわずかしかない。そのひとつが東京、大田区にある専門学校が経営する治療室。私もお世話になっている。行けば、不安をぶつけてアドバイスを得られるし、施術してもらえば自分でやっていくマッサージも覚えられる。他に頼れるところが少ないから、腫れてどうしようもないときは藁にもすがる思いで行く。

先日その治療室からDMが届いた。

予約システムが変わったことと、料金値上げの案内。※最低料金の6000円(60分程度)が7000円(70分程度)に変わった。治療室は「値上げ」じゃないって言うと思うけれど、保険がきかないこの治療。患っている人は数少ない治療室を頼りにしているのに、「胡坐かくなよ」と思うはず。

まぁ、それはいい。

それより私が言いたいのは、そのDMの封筒の表面。

その専門学校名の後にけっこう大きな文字で「はりきゅう治療室」「リンパ浮腫治療室」の連絡先とURLが書いてあり、該当するほうにチェックを入れた後、患者に送るようになっている。

無論、私に来たDMには「リンパ浮腫治療室」にしっかりチェックが入っている。要するに私がリンパ浮腫を患っていることが封筒に書いてあるようなものだ。

この病気を患っている人は、少なからず精神的なダメージもかなり強い。なのにこのデリカシーのなさはなんだろう。これでは個人情報モレモレ。

もしも私たち患者の心がわかるのなら、この封筒はゼッタイなしだ。数少ない治療室がこれでは、私たちはどうすればいいのか。

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