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2006年3月29日 (水)

降りてきて…いない?

前はぐずくず悩んでいたけれど、最近、いいじゃん~って思えるコピーが次から次へと頭に浮かんで、筆が進む。バシバシ、バシバシ書き進み、「よっしゃぁ~」と猫背を正し、力いっぱいリターンキーを叩く。Dscf0007_1

パンズにはこれが耳障りらしい。いやな顔をする。

私に<降りてきた現象>が起きているのかもしれない。もう笑いながら書いてしまっている。

「これでどうだっ。まいったか。ワッハッハ」とクライアントに送りつける。

でもイマイチ、反応が悪い。

クライアントのセンスが悪いのか、それとも私が「降りてきた…」と錯覚しているのか…。長いブランクがあったからな…。

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2006年3月17日 (金)

母の絵心。

私の父は魚屋。

店のディスプレイのこだわりは彼特有。毎朝、3時30分に市場に行き(朝早いとせり前だから魚は少し高いけれど、とびきりいい魚が買える。朝早いのは彼の自慢)、帰ってきて魚を売り物用につくって、それからいよいよディスプレイ。ゆっくりていねいに並べて、何度も何度も遠くから全体を見て、自分が納得いくまでちょこちょこ動かす。傍から見ているとそんなに変わらない気がするのに、自分が納得いくまで少しずつ動かして、これが結構時間がかかる。

納得できたときはうれしそうに「決まったね」って言う。このときの表情が私は好き。

例えばスチロールのお皿の上に、父が並べた10尾の海老の1尾を、父が見てないところでお客さんが触ってほんの少し角度が変わったとする。父は、すぐに気がついて元のとおり直す。別に神経質な人ではない。でもわかる。

父のディスプレイはこれといって特徴がないような気もするが、確実に売れる。手伝いのほかの人が並べると売れない。

masaは父のことを「芸術肌の職人」という。なるほど。

それから弟はガラス工芸家。山梨の大泉で奥さんと一緒にガラスを吹いている。ニューメキシコ州のサンタフェで修行してきた。ぽってりとした温かみのある作品が魅力。芸術家である。

でも妹と私は芸術的センスはあまりなさそうだ。

そう、今日話したかったのは母。彼女のセンスは家族の中でいちばんスゴイ。ホントーに!!

先日、用事があって私は彼女にFAXを送った。トレードマークの自分の顔のイラストをサイン代わりにつけて…。Natsu_Mam

その後、母からの返事には「私も書いたわ」と言わんばかりに、顔のイラストが入っていた。ものすごく感動して、弟と妹に送ったら、ふたりともやっぱりうなっていた。自慢のようですまないけれど、みなさん見てください。

※ちょっと加工してみました。ステッカーかバッジにしたいな。

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2006年3月15日 (水)

なんちゃってサグ・カレー。

昨晩、近所の沖縄料理屋でしこたま泡盛を飲んだので、今日は酒なしDAY。こんな日はお米をしっかり食べたい(酒飲むとなかなか食べられない)から、久しぶりにカレーにした。

インドカレー屋でかなsagりの確率で私が注文する、サグ(ほうれん草)カレーのまねっこ。

多めの油にいろいろスパイス炒めて、玉ねぎ炒めて、にんじん炒めて、トマトペスト少々。少し小麦粉足してまた炒める(masaはとろみがあったほうが好きなので)。ゆでてから、水と一緒にミキサーにかけたほうれん草を加えて少し煮る。味付けして終了。いつもながらテキトウ。チーズの代わりは水をしっかり切った木綿豆腐。さっぱりしていてなかなか合う。私は圧力鍋で炊く玄米食派。カレーと相性がいい。

いっぱいやらなきゃいけない仕事があるけれど逃避したくて、今日カウンタ付けしてみた。悪戦苦闘して40分もかかってしまった(笑ってくれ)。「アクセス少ないんだからカッコ悪いよ」とmasaに言われ…。いいのよ、いいの、数字なんて。カウンタ付くとそれっぽいじゃないの。

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2006年3月10日 (金)

リンパ浮腫の治療室、もっと気を使え。

私はプロフィールにも書いてあるとおり、子宮癌の手術でリンパ節かくせい(郭清)をした後遺症で、リンパ浮腫を患っている。去年の夏、リンパ管炎になったときは右脚が腫れたけれど、いまは左脚がひどい。膝小僧から下が特に腫れていて、くるぶしがあまりなく、右足の甲の骨のゴツゴツ感も、血管が浮き出ている感じも、左脚にはなくなっている。

何もしないとどんどん腫れる。痛みは少ないけれど、脚が膨らんでいく不安が日々つきまとう。乳癌・子宮癌・前立腺癌で、この後遺症が出た人はみんな悩んでいると思う。

でも死ぬかもしれない病気になって、死に至るわけではない後遺症が起きてしまっても、ぐっと我慢している。ほとんどの人がそうだと思う。私もそのひとり。

なるべく毎晩マッサージをするようにしている。そのマッサージも普通のものではない。皮膚を動かすように、優しくなでるマッサージ。しっかりやると30分はかかる。お酒を飲みすぎた日は面倒くさくなるし、気持ちが落ち込んでいる日はマッサージをしようとして脚を見ただけでめげる。

頼みはリンパ浮腫の治療室。そうはいっても全国にわずかしかない。そのひとつが東京、大田区にある専門学校が経営する治療室。私もお世話になっている。行けば、不安をぶつけてアドバイスを得られるし、施術してもらえば自分でやっていくマッサージも覚えられる。他に頼れるところが少ないから、腫れてどうしようもないときは藁にもすがる思いで行く。

先日その治療室からDMが届いた。

予約システムが変わったことと、料金値上げの案内。※最低料金の6000円(60分程度)が7000円(70分程度)に変わった。治療室は「値上げ」じゃないって言うと思うけれど、保険がきかないこの治療。患っている人は数少ない治療室を頼りにしているのに、「胡坐かくなよ」と思うはず。

まぁ、それはいい。

それより私が言いたいのは、そのDMの封筒の表面。

その専門学校名の後にけっこう大きな文字で「はりきゅう治療室」「リンパ浮腫治療室」の連絡先とURLが書いてあり、該当するほうにチェックを入れた後、患者に送るようになっている。

無論、私に来たDMには「リンパ浮腫治療室」にしっかりチェックが入っている。要するに私がリンパ浮腫を患っていることが封筒に書いてあるようなものだ。

この病気を患っている人は、少なからず精神的なダメージもかなり強い。なのにこのデリカシーのなさはなんだろう。これでは個人情報モレモレ。

もしも私たち患者の心がわかるのなら、この封筒はゼッタイなしだ。数少ない治療室がこれでは、私たちはどうすればいいのか。

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2006年3月 7日 (火)

こんなとき、なんてこたえたら…。

ジムで。

ロッカーを開けたら、私のリュックがゴロンと落ちてきた。隣のロッカーのおばさまのほうへ転がって…。「すみません。足、大丈夫ですか」って言ったら「当たってないわよ。それにそんなやわな足じゃないわ」と豪快に笑う。返事のしようもない。こういうおばさま、私は大好きなんだけれど。即座に豪快な返事ができないわたしって寂しいなぁ…。

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2006年3月 3日 (金)

ちょっと遅い誕生日と春節の宴。

zensai

2日の夜、masaの誕生日会(本当は2月13日なんだけれど、インフルエンザと仕事で大幅遅れ)。

場所は神保町の新世界菜館。上海蟹を輸入していることで有名なお店。だが今日は上海蟹は時期はずれなので、おすすめの春節特選宴を予約した。春節にも遅れたが…。

この日は1ヶ月もかかった仕事の、入稿予定日だったので、仕事が手から離れて気兼ねなくディナーが楽しめると、一週間前に予約を入れていた。でも家を出る前に、入稿が4日も延びたと連絡があり(激怒)、イライラ。だがそんな気持ちでは料理がまずくなると、携帯電話を切る。

新世界菜館には、取材と、ランチに来たことはあるけれど、夜のコースは初めて。

昼は家でお茶漬けだけにして、胃袋も舌もきれいにして挑む。masaはこの店にkanimiso来るのは今回が初めて。かなり楽しみにしてくれた。nijimasu ここの料理は、中国料理にありがちなこってりした脂っこさは少なく、野菜が豊富、素材を活かした味つけが魅力だ。

まずは「旬の冷菜単皿飾り」(写真)。どれもおいしかったけれど、意外にも八角の香りがほどよく効いた大ぶりの椎茸がよかった。蒸したえびもいい香り。

そしてメニューを見ただけで身震いしてしまった「上海蟹みそとふかひれのうま煮」(写真)。濃厚な味を口に含んで、この店直輸入の清らかな紹興酒で流すと、どうしようもなく気持ちいい。プリプリのふtarabaかひれもしっかり入っていて食感も楽しい。こういうところ、私たち夫婦の好みが似ていて、masaも細い目を見開いて、興奮気味だった。

「にじます稚魚と春筍 アスパラの火焔籠炒め」(写真)。にじますの稚魚は小さくても食べ応えがあり、優しい味わい。辛味がほどよいアクセントだ。

「たらば蟹脚の龍井茶風味蒸menし」(写真)も期待の一品。私は5年前に、おいしい龍井茶を求めて杭州の龍井村に行っている。あの緑茶とたらばとの相性はいかなるものか。うーん。龍井茶の柔らかい甘みよりも、たらばの甘みが勝っているような…。身が少し乾いていて、周りが水っぽいのも残念だった。

この後、甘酸っぱい黒酢がフンワリ揚げた鮫肉にマッチしていた「よしきり鮫の黒酢風味煮」。

さらにシャキシャキなずなとむっちり丸餅が絶妙な「なずなと上海丸餅のあっさり炒め」と続き、一口流麺(写真)へ。

この日はネギと搾菜の千切りとゴマがたっぷり入った塩味のおそば。かなり満腹だったが、さっぱりとのど越しもいいから、ツルツルいける。deserts

結局ここまでで、生ビールと、3種類の紹興酒のデカンタを空けていた。ここの紹興酒はとてもいい。澄んだ色がとてもきれいで、爽やかな味わい。ついつい飲みすぎる。

デザート(写真)は杏仁豆腐と烏龍茶のアイス。それから食用ほおずき。いいなぁ、これ。お腹の状態をよくわかっている優しい甘さ。私は甘いものがあまり得意ではないが(酒類で十分糖分を摂っている)、軽く平らげてしまった。

満足の2時間。帰りは腹ごなしに淡路町までのんびり歩く。「今度はいつ行く?」と早速。帰りの道々、電車の中も幸せだった。masaは「すごくいい誕生日だった。ありがとう」と言った。

実は…今日はもうひとりの家族、パンズの2歳の誕生日。留守番させてごめんなさい。改めてお祝いをするから許して。 masaも誕生日祝い、遅れたからさ…。

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2006年3月 1日 (水)

天草の定置網漁師さんから。

熊本県天草の定置網漁師さん丸木水産漁業にインターネットでお魚を注文し、昨日届いた。今回でお願いしたのは3回目。お任せセットは3000円ぐらいだが、その内容がスゴイ。

①獲れた日に空港便で直送(送料は1400円)。翌日昼ぐらいに届くという早さ。築地に行かなくても新鮮ピチピチ。

②量がスゴイ。特に今回は…コウイカ2杯、特大ウマヅラハギ1尾、真鯛2尾、特大赤ナマコ1体(ナマコはなんて数えるの?)、アナゴ2尾、イサキ2尾、背黒イワシ山盛り(1キロぐらい)。大当たりの福袋状態。

私は大きな魚は裁けないし、ウチじゃ全部食べきれないし。そこですぐに母呼び出し。出刃、鰺切、柳包丁を用意し、母を待つ。格闘することナント2時間!(本当はもっと腕のいい職人?なんだけど、アナゴにてこずった)。母には半分持って帰ってもらい、いよいよ私が腕まくり。

コウイカ…身は刺身。すごく甘くて柔らかい。ゲソは椎茸と竹の子と一緒に煮付け。

ウマヅラハギ…刺身にして肝醤油。新鮮だから薄づくりにすると身がプリッと盛り上がる。

真鯛…煮付け(写真)  養殖らしいが身がしまっていて味が濃い。tai

赤ナマコ…(写真)薄く切ってポン酢とレモンで。コリッコリ。

アナゴ…酒蒸しにしてキープ。白焼きにして柚子胡椒で食べる予定。フンワリ柔らかいが小骨が取りきれなかったのは次回の課題。

イサキ…まだ冷蔵庫だが塩焼きの予定。

背黒イワシ…半分は生姜をたっぷり入れて煮付け。半分はキープ。イタリアンぽくアーリオオーリオで炒め、レモンを絞って食す予定。

上記のとおり、すごいボリュームになる。ほとんど丸のお魚だから裁かなくちゃいけないけれど、それが可能なら破格、しかも新鮮。でも内容は季節や海の状況で変わると思うので、ご注意を。

丸木水産漁業さん。またヨロシクオネガイシマス。

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