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2006年1月10日 (火)

ナースに泣かされる。

リニアック(放射線治療)をしていたとき(1年10ヶ月前)、放射線科に私と同じ歳のナースがいた。

いつも頭ボサボサで声も大きくて乱暴っぽいイメージだけれど、気遣いができるし機転もきく。私に向かって「同じ歳ね!」と彼女から言ってきたのだった。ナースキャップにラインが入っていた。その時、同年代なら早い出世だろうと思った。

そして今日、整形外科に行ったら受付に彼女がいた。

1ヶ月半前から右首から肩にかけて寝違えたような弱い痛みが続き、いっこうに治まらないので、やはり転移を心配して病院に来たのだった。

「知ってる名前だなと思ったけれど、初診ってあったから。問診表にね、よかったら手術したときとその後の経過を書いて」と言われ…。呼ばれると診察室にそのナースがやって来て私の病歴の説明をしてくれた。診察室の担当ナースは別にいるし、ドクターは5人くらいいて、よっぽど気をつけていないと私が呼ばれたことなど気づかないはずだ。

首を曲げたり触診してもらった後「筋だと思うけれど念のためにレントゲンを撮りましょう」とのこと。整形外科はその日のうちにレントゲン撮ってくれて、その日のうちに結果が聞けるらしい。不安を抱えて過ごさなくていいのは何よりうれしい。撮影後、再度呼ばれて診察室へ。「骨には異常はないけれど、年に1度骨シンチを調べてもらうよう、先生に話して」と。

やはり癌に関わることは婦人科のドクターに一本化したほうがいいということなのだ。納得。

「椎間板も普通より広くてきれいよ」と言われ、思わずうれしくて(それがなんなのかよくわかんないけれど)笑ってると、あのナースがやってきた。「笑ってるところ見ると結果よかったのね。よかった!」と。

診察室を後にして会計に向かって歩きながら、思わずうれし涙があふれた。

それと同時に、同じ建物の中で、生死をさまよっているsumiさんのことを思い、どうしたらいいかわからない気持ちにもなった。

しかしその後、病室を訪れたら、彼女は奇跡的に回復し、意識を取り戻していた!彼女の姉は「いろいろ思い出してワガママ放題言うけれど、言葉がわからなくて困る」とうれしい悲鳴を上げた。

5時間くらい病室で話をして、夕方帰る。キライな冬の冷たい風のにおいが気持ちいいと感じたのは初めてかも知れない。

masaに今日のナースのことを話すと、「ホテル並みのサービスだ」と。彼らしい言葉だ。

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